厚生労働省の調査結果によれば、病気や怪我などによる自覚症状で最も多いのは男女ともに腰痛で、通院の理由として最も多いのは男女ともに高血圧症であること判明しています。自覚症状のある人は、人口千人当たり255.7人とほぼ4人に1人で、年齢階層別では9歳以下の94.3人が最も低く、加齢とともに上昇し80歳以上では465.5人となっています。
男性では、多い順に腰痛、尿の出る回数の多い頻尿、肩こり、せきやたん、鼻詰まりや鼻汁でした。女性は、多い順に腰痛、肩こり、手足の関節の痛み、体のだるさ、目のかすみでした。腰痛と肩こりは男女とも共通していますが、女性の割合が顕著に高くなっています。傷病で通院している人は人口千人当たり409.2人と約4割で、9歳以下の102.1人が最も低く、加齢とともに上昇し、80歳以上で705.8人でした。
男性では、通院理由の傷病で多い順に高血圧症、糖尿病、高コレステロール血症などの脂質異常症、歯の病気、目の病気でした。女性は、高血圧症、脂質異常症、目の病気、歯の病気、腰痛症の順でした。男女とも高血圧症が最も多く、男性の方が女性より人口千人当たり13.7人多くなっています。

(2026年10月20日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)





