高齢者の労働意欲

 日本、米国、ドイツ、スウェーデンの65歳以上の高齢者を対象に実施した内閣府の国際比較調査によれば、日本は39.0%が収入を伴う仕事をしたいと答え、4カ国の中で割合が最も高くなっています。収入を伴う仕事をしたいと回答した割合は、米国が24.3%、ドイツが19.8%、スウェーデンが19.1%でした。経済的な不安や健康維持といった理由があるとみられ、高齢者のニーズに応じた就業機会の提供が求められます。

 仕事をしたい理由としては、収入が欲しいからが48.2%で最多でした。働くのは体に良いから、老化を防ぐからが25.1%、仕事そのものが面白いから、自分の活力になるからが12.6%と続いています。現在の生活に満足しているかとの設問では、満足している、まあ満足との回答が、日本は合わせて79.2%で最も低率でした。米国が93.6%、ドイツが88.5%、スウェーデンが96.6%でした。

(2026年5月20日 東京新聞)
(吉村 やすのり)

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