男性育休取得率の増加

 厚生労働省の発表によれば、2025年度の男性の育児休業取得率が前年度から10.4ポイント増の50.9%となり、初めて5割を超えました。2025年度から、男性の育休取得率の公表を義務付ける対象企業が従業員1,000人超から300人超へ拡大されたことなどで、取得が進んだと思われます。

 男性の取得率上昇は13年連続で、特にこの3年は10ポイント台の高い伸びを続けています。しかし、88.3%の女性との差は依然として大きく、男女差は取得期間でも顕著です。男性は1か月~3か月未満が30.3%で最多だったのに対し、女性は12か月~18か月未満が最も高い31.4%でした。

 男性の取得率を事業所規模別でみると、従業員500人以上は60.7%でしたが、100~499人は54.6%、5~29人は42.9%と、小規模になるほど低くなっています。

 都内の男性の育休取得率は、10年間で7.4%から61.2%に上昇しています。都庁は99.3%に達しており、都では育休を育業と呼んでいます。東京は子育てしやすいとする子育て世帯は9割に上っています。

(2026年8月1日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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