世界フォーラムの2026年版ジェンダーギャップ報告書によれば、日本は調査対象145カ国のうち117位(昨年は118位)でした。高市早苗首相が初の女性首相になったことを受け、政治分野で改善がみられましたが、G7では依然として最下位でした。全体でも下位20%にとどまっています。報告書は教育・健康・政治・経済の4分野で男女平等の度合いを分析しています。
政治分野の達成率は10.5%に上昇しましたが、4分野で最も低く、今年2月の衆院選の当選者のうち、女性の割合が約14%に低下したほか、最も多い時で5人いた女性閣僚も、現政権では高市氏を除くと2人であることも影響しています。一方、企業での管理職・役員への女性登用の状況などを反映した経済分野の達成率は、60.9%と低下しました。
国別で世界で最も男女平等に近い国は、アイスランドの達成率93.0%で、17年連続で首位です。2位はフィンランドで87.2%、3位はノルウェーの85.7%です。最下位はアフリカのチャドで57.8%でした。米国は47位で74.9%、中国は96位で69.9%、韓国は101位で69.3%でした。
(2026年9月17日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)







