若者の薬物過剰摂取の増加

 国立病院機構災害医療センターの調査によれば、薬物の過剰摂取(オーバードーズ、OD)が原因でセンターに救急搬送された人数を調べたところ、2025年の10代の搬送者数が、2015年と比べて4倍超になっていました。全ての搬送者に占める10代の割合も、2015年の6.8%から2025年は22.1%に上昇しています。若者を中心に過剰摂取が深刻化しています。

 10~20代の若者が占める割合は、2015年の35.6%の46人から2025年の52.9%の91人にまで上昇しています。2025年の10~20代は、8割弱が女性でした。10~20代が使用した薬は、2015年では医師から処方されたものが約8割を占めていました。しかし近年は、店頭で購入できる市販薬を使用する割合が増えています。政府は医薬品医療機器法を改正し、2026年5月から未成年に対する市販薬の販売規制を強化しています。

(2026年9月25日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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