新型コロナ論文数の各国比較

コロナ禍で人類社会の未来は大きく変わることが予想されますが、その変容の鍵となり、持続可能性を生み出す原動力は科学技術の発展にあります。国別に見た新型コロナ関連の論文数では、日本は16位で、存在感は希薄です。大流行国で論文が多いのは当然ですが、オーストラリアなどの論文数も日本を上回っています。イタリアやフランスに完全に抜き去られているのも、日本の研究に活力があった時代を考えると隔世の感があります。
国立大学の法人化後、運営費交付金が漸減され、研究者が自由裁量で使える資金がなくなり、好奇心の赴くままに挑戦することができなくなっています。その結果、研究者は、競争的資金を取りやすい分野、短期的成果が出やすいテーマに集中してしまいます。専門分野に偏りが生じます。ウイルス研究も、パンデミックが起きない限りはニーズが見えにくい分野であり、研究者、特に若手が減ってしまいました。日本は、感染症の専門家、中でもウイルスの構造や増殖様式、感染免疫などの研究者が極めて少ない状況にあります。取り組んでいる数少ない研究者も、研究費申請時の計画に縛られ、研究内容を柔軟に変えられず、危機対応の融通性を失っています。 続きを読む

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コロナ禍での認知症の進行

認知症介護研究・研修センターの調査によれば、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、外出や面会の自粛が、認知症の症状の進行に影響していると、認知症介護指導者の85%が感じていることが示されています。日常的な活動や人との交流が減ったことが、悪化の原因とみられています。認知症高齢者は、自粛生活で活動や交流が少なくなると心身に悪影響が出やすくなります。感染対策も重要ですが、家族らとのコミュニケーションを維持する工夫も必要です。 続きを読む

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出産育児一時金の増額

自民党の出産費用等の負担軽減を進める議員連盟は、政府に出産育児一時金の増額を求める提言をまとめています。出産費用の全国平均である50万円程度に引き上げるよう要望しています。一時金は健康保険の加入者が出産した際に子供1人あたり42万円を受け取る制度です。 続きを読む

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スポーツ選手の無月経

女性アスリートは無月経になることが多く、特に陸上長距離のような持久系、体操やフィギュアスケートなど審美系の競技では顕著です。体重や体形を気にするあまり、食事を制限し、運動量に対してエネルギー摂取が不足します。その結果骨密度が低下し、疲労骨折や骨粗しょう症の危険性が高まります。 続きを読む

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AIによる潜在意識の探索

人間の脳活動で、自分で意識できているものはほんの一部であり、残りの大部分は、本人でも自覚できない無意識の状態であり、潜在意識といわれています。これまでのAIは、顕在意識を学ばせるのが主流でしたが、脳活動の殆どを占める潜在意識をどう活用するかが、現在のAI研究の主流になりつつあります。言葉や行動から読めない人間の脳に隠れた意識を、AIに学ばせる研究がNTTデータを中心に始まっています。消費者本人ですら自覚しにくい好みを脳活動から探り、効果的な商品開発につなげるのが狙いです。 続きを読む

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