がんゲノム医療の高い壁

 がんに関係する遺伝子(ゲノム)の変化を網羅的に調べ、それぞれに合った治療薬を探すがんゲノム医療が広がってきています。検査が保険診療になって7年が経ち、受けた患者は12万人を超えました。

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少子化が周産期医療に与える影響

 日本は、世界で最も低いレベルの妊産婦死亡率、新生児死亡率を誇っています。しかし、出生数の減少が医師の高齢化などと相まって、リスクの低い分娩を担う地域の診療所が維持できなくなっています。国内でお産ができる施設は年5%程度のペースで減少しており、診療所は初めて1千施設を下回りました。周産期母子医療センターの数は、近年は横ばい傾向にあります。

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少子化進行が社会保障制度に与える影響

 出生数が減り始めたのは、1970年代半ばからです。1990年代から2015年までは、120万人台から100万人台へ緩やかに減少してきました。しかし、2016年に初めて100万人を下回ってから、わずか8年で70万人を切ってしまいました。国の推計では、2025年の出生数の水準まで減少するのは2040年とされていましたが、15年も早まっています。

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NIPTの新たな臨床研究の実施

 NIPTは、妊娠9~10週以降の妊婦の血液を採取し、胎児の染色体の状態を調べる検査です。ダウン症など三つの疾患を対象に、2013年から始まりました。現在は日本医学会が認めた認証施設で実施することになっています。しかし、認証されていない施設でもNIPTが実施され、全ての染色体を調べる検査が行われたり、妊婦に十分な遺伝カウンセリングがされなかったりすることがあります。

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7/9 長崎大学医学部学生講義 @長崎

 長崎大学医学部の学生に、「生殖医学の進歩と生命倫理」と題して産婦人科講義をする予定です。ヒトiPS細胞からの配偶子の作成、受精卵のゲノム編集、胚の着床前遺伝学的検査など、近年の生殖医学の進歩には目覚ましいものがありますが、これらの先端技術をいかに生殖医療に応用していくかは、人間の智慧が問われています。

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