先天性サイトメガロウイルス(CMV)感染症とは-Ⅰ

発生頻度と症状

 赤ちゃんが生まれる前に、妊娠中のお母さんが感染することで赤ちゃんに影響が出る感染症を母子感染症と呼びます。その中でもサイトメガロウイルス(CMV)は、わが国で最も頻度が高く、出生児の約300人に1人の割合で発生しています。CMVは多くの人が乳幼児期に感染するウイルスでほとんどの人は症状が出ません。その後、終生体の中に潜伏します。妊娠中にこのCMVに感染したり、再活性化が起こると、生まれてくる赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があります。最近では、妊娠以前に感染して免疫を持っていたお母さんでも、赤ちゃんがCMVに感染する事例があることが明らかになっています。

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都内のキャッシュレス決済比率の増加

 東京都の発表によれば、2024年度の都内のキャッシュレス決済比率が前年度比3.1ポイント増の60.7%でした。2026年に60%という都の目標を2年前倒しで達成しています。QRコードやクレジットカードによる決済が伸びています。店舗などでの決済でキャッシュレスが利用できる割合は、初めて9割を超えています。

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救急搬送でのマイナ保険証の利用

 政府は、マイナンバーカードと保険証を一体化させたマイナ保険証を活用し、救急隊員が患者の医療情報を確認する仕組みを全国で導入します。救急隊員が現場に到着した際、急病人らの同意を得て専用のカードリーダーでマイナ保険証を読み取ることで、病歴や通院歴のある医療機関、服用している薬などを確認できるようになります。搬送先の病院ともこれらの情報を共有し、受け入れ準備を進めてもらうことも可能となります。

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在留外国人の増加

 出入国在留管理庁(入管庁)によれば、2024年末の在留外国人は約377万人で、3年連続で最多を更新しました。就労目的の来日が増えています。

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地方創生のための関係人口の拡大

 関係人口とは、特定の地域に継続的に多様な形で関わる人口のことを言います。全国自治体が、住民でないのに特別な思い入れで地域と継続的に関わる人たちを指す関係人口に注目しています。観光やふるさと納税などのリピーターとして我がまちを推してもらい、移住につながる可能性も期待しています。関係人口を創出・拡大する行政サービスに取り組む自治体は、全国で8割になっています。

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