女性の低栄養への警鐘

 日本人の20代女性の2割前後が低体重(BMI18.5未満)で、先進国の中でも、特に多くなっています。低体重や低栄養は、骨量の低下、月経周期異常など、女性の健康にかかわる様々な問題と関連しています。日本肥満学会は、こうした病態を新たな疾患と位置づけ、女性の低体重/低栄養症候群(FUS)と名付けています。

続きを読む
カテゴリー: what's new | コメントをどうぞ

フリーランスの増加

 フリーランスとは、個人で企業などから仕事を請け負う働き方をしている人のことです。従業員を使うことなく、自身の経験や知識、技術を生かして仕事をします。通訳やカメラマン、システムエンジニア、料理宅配の配達員などが当てはまります。会社員のように雇われていないので、比較的自由に場所や時間を選んで働けるのが特徴です。

続きを読む
カテゴリー: what's new | コメントをどうぞ

地方百貨店の閉店

 日本百貨店協会によれば、東京23区や大阪市など主要10都市の百貨店売上高は、2024年に約4兆5,000億円と2019年より1割弱伸びています。地方は、約1兆2,800億円と2割減で新型コロナウイルス禍前に戻っていません。

続きを読む
カテゴリー: what's new | コメントをどうぞ

労働分配率の低下

 企業の稼ぎが賃金に回っていません。利益などのうち人件費に回る割合を示す労働分配率は2024年度に53.9%となり、1973年度以来51年ぶりの低水準でした。企業の内部留保は、2024年度末の時点で636兆円と過去最高を更新しています。規模が大きい企業ほど分配率が低下しています。資本金10億円以上の大企業は36.8%と、前年度から1.3ポイント、資本金1億~10億円未満の中堅企業は59.9%で、前年度から0.7ポイントそれぞれ下がっています。1,000万~1億円未満の中小企業は70.2%で、前年度から0.1ポイント上昇しています。

続きを読む
カテゴリー: what's new | コメントをどうぞ

子宮頸がんに対するHPV検査

 子宮頸がんは子宮の入り口に近い部分にできます。ほとんどはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で、感染してもほとんどが自然消滅しますが、一部は数年から10年でがんに進行します。妊娠・出産世代の患者も増加傾向にあり、マザーキラーとも呼ばれています。

続きを読む
カテゴリー: what's new | コメントをどうぞ