少子化を生きる - ふくしまの未来 -

 先日のふくしま子ども・女性医療支援センター10周年記念講演会での「女性のwell-being実現のために」の講演内容が、福島民報に掲載されました。少子化対策においては、若い世代に結婚、妊娠、出産を前向きに考えていただくことが必要だと考えられてきました。しかし、わが国では婚外子の割合が2%程度と極めて低く、結婚しないと子どもが持ちにくい状況にあり、これまでは若い世代の結婚率をいかに上げることが大切であると考えられてきました。

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6/14~6/15 第13回日本婦人科ロボット手術学会

 第13回日本婦人科ロボット手術学会は、鳥取大学学長の原田省先生会長の下、米子コンベンションセンターで開催されます。今回のテーマは「ロボット手術の夜明け ~ エキスパートから若手術者へ ~ 」です。

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過去最少の子ども人口

 総務省の発表によれば、4月1日現在の15歳未満の子どもの推計人口は、前年より35万人少ない1,366万人で、44年連続の減少でした。初めて1,400万人を割り、1950年以降で最少を更新しています。総人口(1億2,340万人)に占める割合は前年比0.2ポイント減の11.1%と51年連続で低下し、過去最低でした。子どもの人口は2015年に1,600万人を下回った後、2021年には1,500万人を割り、急速なペースで減少を続けています。

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生活習慣病の名称変更

 かつて成人病と呼ばれた疾患群が、生活習慣病に名を変えて約30年が経過しました。すっかり浸透してきましたが、日本学術会議が名称変更の提言も含めた議論を始めています。病気は個人の責任という患者への偏見や差別を助長しているというのが主な理由です。

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働く障害者の増加

 厚生労働省によれば、2024年に民間企業に雇用されている障害者の数は前年比5.5%増の約67万人で、2021年連続で過去最高を更新しています。直近10年で約1.5倍に増えています。全体の55%が身体障害者、23%が知的障害者、22%が統合失調症やうつ病などの精神障害者です。近年、精神障害者の比率が上昇しています。

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