一人あたりの名目GDPの低下

内閣府の発表した国民経済計算の年次推計によれば、豊かさの目安となる日本の2022年の1人あたり名目GDPは3万4,064ドルです。イタリアに抜かれてG7で最下位でした。円安が大きく影響していますが、長期的な成長力の低迷も結果です。2021年の4万34ドルから減り、OECD加盟国38カ国中でも21位と、2021年の20位から順位を落としています。日本がG7で最下位となったのは2008年以来14年ぶりです。 続きを読む

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若者の自殺増

日本の自殺者は、2003年の3万4,427人をピークに減少し、2万人台で推移していましたが、昨年は13年ぶりに男性が増え、女性も3年連続の増加となっています。このうち、小中高生の自殺は514人で、初めて500人を超え、統計開始以降最多となっています。これに大学生と専修学校生を含めると、1,063人にも上っています。先進7カ国(G7)の自殺死亡率を比べると、全体、10代、20代のいずれも日本が最も高くなっています。 続きを読む

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学校事務でDXの活用

文部科学省の調査によれば、生成AIを校務で活用しているかとの問いに、全く活用していないと答えたのは76.8%に上っています。一部の教職員が活用しているは22.9%で、ほぼ全員が活用は0.3%だけでした。文部科学省は、生成AIの小中学校などでの活用に関する指針をまとめ、業務効率化や質の向上に生成AIを使うことを提案しています。 続きを読む

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未婚率とひとり死の増加

未婚率が上昇し、2050年には30万人を超す人が、生涯結婚しないまま亡くなる見通しです。ほぼ5人に1人がひとり死を迎えることになります。みずほリサーチ&テクノロジーズの試算によれば、未婚で亡くなる65歳以上の人は、2050年で約32万人となり、2020年に比べ4.1倍に増えることになります。高齢者の総死亡数に占める割合は18.1%と、3倍弱の水準となります。 続きを読む

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今年は歴史的高温

気象庁の発表によれば、2023年は歴史的な高温でした。2023年の年平均気温が平年値(1991~2020年の平均)を1.34度上回り、1898年の統計開始以来最も高くなる見込みです。南米ペルー沖の海水温が高いエルニーニョ現象による高温や、地球温暖化が影響しています。 続きを読む

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