AIによる共通テストの得点

 AIベンチャーのライフプロンプトによれば、18、19日実施の大学入学共通テストを生成AIに解かせると、得点率は約91%になりました。東京大文科1類の受験生の多くが選択すると予想される科目を対象にしています。合格の可能性が50%になると予想したボーダーラインの得点率になる86%を超えています。

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日本の研究力の低下

 生理学・医学、物理学、化学の自然科学分野では、日本人ノーベル賞受賞者は22人います。湯川秀樹氏が1949年に物理学賞を受賞してから半世紀は計5人でした。2000年に白川英樹氏が化学賞を受賞すると急増しました。21世紀以降は19人で、米国の次に多くなっています。近年の受賞ラッシュは1980~1990年代までの研究環境による成果と言えます。資金は必ずしも潤沢ではなかったのですが、大学などでは思う存分研究に専念できていました。

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訪日外国人客数の増加

 朝日新聞社の全国世論調査によれば、昨年、日本を訪れた外国人の数が過去最多となったことが良かったとするのが68%でした。年代別でみると、良かったは18~29歳で79%と最も高かった一方、70歳以上で63%と最も低率でした。地域別でみると、良かったは、関東の74%、近畿の69%と高めだった一方、九州は54%、東海は57%と低めでした。

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生涯未婚率の増加

 全国の生涯未婚率(50歳時未婚率)は男女ともに上昇しています。2020年国勢調査によると男28%・女18%です。男余りが著しい県では、男女間のマッチングに齟齬をきたす例が増えており、男性の未婚率はより高くなりがちです。昨年の日本人出生数は戦後最少の68万人台に落ち込み、女性1人が生涯に産む子ども数の理論値である合計特殊出生率は1.1台前半へ下がったと推計されています。

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東京圏の一極集中

 政府は、地方創生2.0の基本的な考え方を発表しています。若者・女性にも選ばれる楽しい地方をつくると強調しています。開始から10年を迎えた地方創生は、人口減少や東京一極集中に歯止めをかけられていません。若者や女性を如何にして地方にとどめるかがカギとなっています。

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