10代の薬物乱用者の増加

 国立精神・神経医療研究センターの調査によれば、10歳代の青少年の薬物乱用・依存患者が最近2年間で3倍近くに急増しています。約7割がドラッグストアなどで買えるせき止めや風邪薬などの市販薬を使用しています。

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第三者を介する生殖医療に関する法案の廃案に憶う

 第三者の精子や卵子を使った不妊治療のルールを定める特定生殖補助医療法案が、6月に閉会した通常国会で廃案となりました。特定生殖補助医療とは、第三者から精子や卵子を提供してもらう不妊治療です。国内では1948年に、第三者の提供精子を使った人工授精が初めて実施され、国内では2万人以上が生まれているとされています。

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国公立大理工系学部での女子枠の増大

 理系を目指す女子高生は増えています。大手予備校の河合塾の調査によれば、国公立大を目指す女子受験生の志望学部は、土木・環境が2023年比24%増、応用化学が16%増、機械・航空が15%増でした。

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百日せき患者の増加

 激しいせきを引き起こす百日せきが猛威を振るっています。今年の累計患者数は7万人を超え、乳児の死亡例も出ています。治療薬が効きにくい薬剤耐性菌の広がりが一因とされています。ワクチンの早期接種とマスクの着用や手洗いなど、基本的な感染症対策が必要となります。

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iPS細胞作製の効率化

 京都大iPS細胞研究所らのチームは、血液から採取した細胞に人工的に合成したリボ核酸(RNA)を入れる安全性の高い手法で、iPS細胞を効率的に作製することに成功しています。この細胞から角膜上皮組織を作製できることも確認でき、再生医療への応用が期待できるとされています。

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