どうなる2070年―Ⅱ

人口減少止まらず
総人口は、出生、死亡、国際人口移動の3要因で変動します。1億2,000万人を超える現在の日本の総人口の大勢を決めるのは出生と死亡です。1970年代の半ば以降、出生数の減少が続き、2007年に死亡数が出生数を上回った後、その差は拡大の一途をたどっています。多産多死から少産少死への人口転換が起こっています。人口減は、半世紀ほど前から既定路線でした。 続きを読む

カテゴリー: what's new | どうなる2070年―Ⅱ はコメントを受け付けていません

女子大工学部の開設

日本はSTEM(科学、技術、工学、数学)分野の女性が他の先進国と比べて少なく、工学部の学生の女性比率は16%に過ぎません。奈良女子大工学部が、4月に開設から2年目を迎えています。日本の女子大初の工学部として注目を集め、県内外の企業との連携を広げています。新しい工学のあり方を模索し独自の履修科目を設けるほか、他大工学部の学生も参加可能なプログラムを用意しています。 続きを読む

カテゴリー: what's new | 女子大工学部の開設 はコメントを受け付けていません

小児期逆境体験の影響

近年、小児期逆境体験(ACEs)研究が注目されています。ACEs とはAdverse Childhood Experiencesの略であり、18歳までに受けた、虐待や不適切な養育などの逆境的な体験を指します。
ACEs研究における質問は10項目あり、スコアが高いほど、成人期の心身の健康に影響を及ぼすことが明らかになっています。スコアが4以上の人はゼロの人と比べ、がんになるリスクは1.9倍高いとされます。アルコール依存症は7.4倍、自殺しようとするリスクは12.2倍高いという結果が出ています。子ども時代にACEsが多いと、神経の発達に問題が起こり、社会的、情動的、認知的な問題を起こし、乱れた生活習慣や薬物乱用などにより陥りやすくなるとされています。 続きを読む

カテゴリー: what's new | 小児期逆境体験の影響 はコメントを受け付けていません

どうなる2070年―Ⅰ

主要国の総人口
世界人口は現在約80億人ですが、アフリカや中央・南アジアを中心に増加が続いています。2022年の国連推計によれば、来世紀にかけて100億人程度で推移する見通しです。インドは、中国を抜き今年半ばに人口が世界一になる見通しです。インドの現人口は14億2,000万人超で、2050年には16億6,800万人に達すると見込まれています。 続きを読む

カテゴリー: what's new | どうなる2070年―Ⅰ はコメントを受け付けていません

多死社会という現実-Ⅱ

死亡原因の変化
近年、死亡原因にも大きな変化が見られます。訪問診療医や訪問看護師が来訪する自宅死では、延命治療を求められないことが多く、自然な死、即ち老衰死となります。施設死でも同様です。日本人の死因分布を見ると、がんと心疾患、脳血管疾患が3大死因とされ続け半数を上回っていました。しかし、近年、老衰死が急増しています。 続きを読む

カテゴリー: what's new | 多死社会という現実-Ⅱ はコメントを受け付けていません