異種移植の研究は、1960年代に入り、本格的に始まりました。チンパンジー、ヒヒに始まり、たどり着いたのがブタです。ブタとヒトは臓器の構造や機能が近いとされています。食用として日々、十分な数が飼育され、1頭から複数の子どもが生まれ、成長も早いのが利点です。家畜としての歴史が長く、感染症のリスクも予測しやすくなっています。
課題は拒絶反応です。ヒト同士の拒絶反応は薬で抑えられても、ブタとヒトは近い種ではありません。それを打開したのが、ゲノム編集などの遺伝子改変技術です。メリーランド大学の移植で使われたブタは、4つの遺伝子機能を失わせ、ヒトの6つの遺伝子を加えています。異種移植の研究は欧米で盛んです。心臓だけでなく、腎臓や膵島の移植も研究が進んでいます。糖尿病治療のための、ブタの膵島移植を計画する動きもあります。神戸大学では、膵島の異種移植を目指しています。 続きを読む
- 2026年06月20日7/30~7/31 第44回日本受精着床学会総会・学術講演会 開催 @東京
- 2026年06月15日7/17 鳥取大学医学部学生講義 @米子
- 2026年06月10日7/20 日本女性医学学会主催 第3回 女性のヘルスケア研修会 上級編 開催 @東京
- 2026年06月08日7/9 長崎大学医学部学生講義 @長崎
- 2026年05月07日6/6 日本医学会シンポジウム「着床前遺伝学的検査(PGT-M)について考える」 開催 @東京
- 2026年05月01日6/6~6/7 第67回日本卵子学会学術集会 開催 @川越
異種移植への道
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女性のためのミニ保険の増加
少ない保険料で日常生活のトラブルに備える少額短期保険(ミニ保険)で、女性特有の課題に寄り添った商品が相次いでいます。出産で帝王切開に直面した妊産婦向けの保険や、乳がんなどの再発を保障する保険まで幅広く、気軽に加入できるのが利点です。少額短期保険は少額で短期の保険です。保険金は最大1,000万円、保険期間は最長1~2年程度と限られています。2006年の保険業法改正で登場しました。 続きを読む
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実験動物の進化
安全な医薬品やワクチンを開発したり、病気の治療法を確立したりするには、マウスなどの実験動物を開発することが必要になります。重度免疫不全マウスと呼ばれるネズミは、再生医療の安全性の確認に欠かせません。理化学研究所などのチームが、2014年のiPS細胞から作製した網膜細胞を目の難病患者に移植した世界初の臨床研究でも、移植実施前の安全検証に活用されました。外部からの遺物を攻撃する免疫システムが働かないため、移植された細胞への拒絶反応が起こりません。 続きを読む
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微粒子によるがん・難病治療
体の細胞が出すエクソソームという微粒子を医薬品として使うエクソソーム療法の開発が盛んになっています。エクソソームは、ウイルス並みの直径50~150ナノメートルの微粒子です。中に遺伝情報となるRNAやたんぱく質が入っており、細胞間の情報伝達を担っています。がんでは転移などに関わっており、がんの早期診断などへの応用が注目を集めています。生体組織の再生を促すエクソソームも見つかり、治療薬に使う発想が生まれました。 続きを読む
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日本人の平均寿命の短縮
厚生労働省が発表した2021年の平均寿命は女性が前年を0.14歳下回って87.57歳、男性も0.09歳短くなって81.47歳でした。2020年までは男女ともに9年連続で延びていました。 続きを読む
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