上場企業で取締役会の構成が変化しています。プロネッドの調査によれば、東証プライム上場の約1,550社で社内出身の男性取締役の比率が2025年比1.6ポイント減の49.1%でした。2009年の調査開始以来、初めて半数を割りました。取締役に占める社外の比率は48.6%で、2025年から1.4ポイント上昇しています。2015年から本格化したコーポレートガバナンス改革で社外取締役の選任が進みました。
社外取締役の中でも伸びが目立つのが女性です。女性社外取締役の人数は2,745人と2025年の2,599人から6%増えて、過去最多を更新しています。社外取締役全体に占める女性比率は4割近くまで上昇しています。政府は、2030年までにプライム上場企業で女性役員比率を3割以上とする目標を掲げています。人材の多様性に配慮する企業が年々増えていますが、社内出身の女性取締役の比率は2.3%にとどまっています。
(2026年8月28日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)







