働く女性の健康支援―Ⅵ

更年期女性のセルフケア
生活習慣の改善が大切です。喫煙していれば禁煙、食生活の見直し、運動、睡眠、そしてストレスケアとしてのリラクゼーションがすすめられます。閉経とともにエストロゲンレベルが急激に低下することから、それまでエストロゲンに守られていた女性のからだは、脂質異常症や骨粗鬆症などのリスクにさらされるようになります。脂質異常症は動脈硬化を引き起こし、脳卒中などの原因となります。また、骨粗鬆症は骨折の原因となります。
食生活改善としては、豆類の摂取に加え、骨に必要な栄養素を積極的に摂取することや、脂質異常症予防のために食物繊維や青魚を摂り、動物性脂肪やアルコールの摂取を減らすことがあげられます。和食や地中海式の食事が良いとされています。
運動としては、有酸素運動とレジスタンス運動を組み合わせて行うことが重要です。有酸素運動を週150分以上、レジスタンス運動を週2回以上行うことが推奨されています。最も重要なのは、この時期までに運動習慣を身につけることが必要です。

(よぼう医学 2023 Spring)
(吉村 やすのり)

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