共働き世帯の上昇

東京都の調査によれば、都内で小学生までの子どもを育てている世帯のうち、共働きの割合は過去最多の66.7%になりました。2022年度の調査結果は、前回2017年度の調査より5.2ポイント増えています。父親だけが働く世帯は、14ポイント減の19.8%でした。
世帯年間収入は、600万~800万円未満が17.9%と最も多く、800万~1,000万円未満が16.8%、1,000万~1,200万円未満が12.7%で続いています。年間収入が1,000万円以上の世帯は、共働き世帯では38.5%、共働きでない世帯では28.0%でした。
子育てしやすくするために必要なものとしては、児童手当など経済的な手当の充実が46.0%と最多です。子育てに理解のある職場環境の整備が39.6%、仕事の時間を短縮したり、ずらしたりする制度が37.9%と続いています。

(2023年11月30日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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