地方のスタートアップの増加

独自性のある技術やサービスで成長を目指すスタートアップが全国で増えています。全国の企業数が5年間で5割増えています。地元大学発の新興が相次いで誕生する長野県は、8割増と大きく伸ばしています。地方でも産学官金の支援の輪が広がっており、スタートアップを生み育てるエコシステム(生態系)が構築されつつあります。
スタートアップ育成は、国をあげての課題でもあります。政府は2022年に5か年計画を策定しました。2027年度の新興企業への投資額を、10倍超の10兆円規模にすることを目指しています。農業や製造業の効率化など地域の課題に取り組む新興企業が増えることで、産業の高度化につながります。今後も既存企業を巻き込んで、地域全体の革新につながるような支援に力を入れる必要があります。

(2023年10月14日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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