性の多様性を考える―Ⅰ

性教育
日本では、性教育と言えばからだの成長や生殖に関わることと捉えてきたと思います。しかし、先進国では、性の多様性や性的同意などの人権教育を性教育と呼びます。国際的に性教育の概念が変わってきています。
スウェーデンでは、2020年秋から性教育をsexuality, consent and relationship(セクシュアリティ、同意、人間関係)と改名しています。そのガイドラインには、学校には生徒が教育の中でセクシュアリティ、同意、人間関係について繰り返し学べるようにする責任があること、それにより、教育は全ての生徒の健康と福祉を促進し、意識的かつ自主的な選択を行うための条件を強化するものとしています。

(よぼう医学 2024 新年号 №23)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。