法人タクシー乗務員の推移

全国ハイヤー・タクシー連合会の調査によれば、6月末の総数は23万2,902人と、2019年3月末の29万1,516人から6万人近く減っています。全国60地域全てでコロナ前の水準を割り込み、最も減少率が大きかったのは鳥取県の28.2%、次いで札幌市など北海道の都市部の26.2%でした。タクシー乗務員の総数が、新型コロナウイルス感染拡大前から約2割減少しています。
新型コロナが今年5月に感染症法上の5類に移行し、足元では日常的にタクシーを利用する人が増えています。地方の常務を支えていた高齢ドライバーが、コロナ禍で辞めてしまっています。都内では、訪日客を含む観光需要が高まり、配車が間に合わない状況が続いています。

(2023年8月10日 岐阜新聞)
(吉村 やすのり)

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