特別支援学校の児童生徒数の増加

特別支援学校に通う今年度の児童使途は15万1,358人と、過去最多となりました。15万人を超えたのは初めてです。特別支援学校ができた2007年度から、児童生徒数は毎年増え続けています。
特別支援学校は、2007年度に盲、ろう、養護学校を統合してつくられました。当初の児童生徒数は10万8,173人で、2023年度までの間に4割ほど増えています。少子化で学齢期の子どもが減る一方で、特別支援学校に通う子は急増しています。障害への理解が深まり、知的障害と診断される子が増えていることが背景にあります。
児童生徒数が増えていることに伴い、特別支援学校では教員数も増えています。2023年度は8万7,847人と過去最多となっています。

(2023年9月6日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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