胃がん予防のために―Ⅴ

胃がんの5年生存率
もし胃がんに罹ってしまっても、早期発見すれば早期治療で健康を取り戻せます。胃がんの早期発見での5年相対生存率は96.7%で、定期的に検診を受けるメリットが大きいがんと言えるでしょう。
胃がん検診は、1960年代から胃X線検査が行われてきましたが、2014年に国立がん研究センターのガイドラインで、胃内視鏡検査は、胃がん死亡率減少効果を示す相応の証拠があるとの判断が示されたことなどから、2016年4月以降は胃内視鏡検査が追加され、現在は自治体のがん検診で、どちらかを受診できることになっています。

(よぼう医学 2023 秋号 №22)
(吉村 やすのり)

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