高度プロフェッショナル制度

高度プロフェッショナル制度は、一定の条件に当てはまる労働者を労働時間の規制対象から外すもので、8年前に断念したホワイトカラ-・エグゼンプションの一種です。長時間働いても残業代などが払われない新しい働き方として、成長戦略の目玉になっています。この制度は米国で導入され、日本よりも労働時間規制が厳しい欧州諸国にも、規制の対象外になっている人がいます。企業はもちろんのことですが、仕事を頑張ってしたい人も新制度を歓迎してします。
 一方、高度プロフェッショナル制度と呼ばれるこの働き方に対し、残業代ゼロになり働きすぎを助長することになると労働組合は批判し、いまの制度でも成果と報酬を連動させることは可能としています。しかし、高度専門職として働く人が同意すれば、これからは時間でなく成果で評価されるような時代になってくるのではないでしょうか。働く人が自ら労働時間を管理しつつ、弾力的かつ効率的に働くことが可能となり、自主制に任される時代になることが期待されます。

(2015年3月3日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。