自転車の安全性利用促進委員会が2015年の全国の事故例を分析しています。高校生の通学中の自転車事故のうち43.8%が1年生であることが分かりました。特に1年生の事故件数が急増するのは5~6月です。通学の慣れから、注意力が落ちた可能性があると指摘されています。
都道府県別では静岡が742件で最多です。埼玉714件、愛知687件が続いています。静岡は、自宅と事故現場が2㎞以上離れていた件数も全国ワーストです。自転車の通学時間が長いことから、事故が頻発していると思われます。
(2017年7月17日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)