超少子化時代における大学のあり方

文部科学省によれば、2022年現在で約112万人いる18歳人口は、2040年には82万人まで減少します。大学進学率が上昇しても、2040年度の進学者数は、2022年度より約13万人少ない51万人になるとされています。大学全体の定員充足率は現在100%を超えていますが、2040年度には81.8%となる見込みです。
中央教育審議会では、高等教育機関の再編・統合の促進や連携強化の方策などのほか、大学全体の適正な規模を視野に入れた地方での高等教育へのアクセスの在り方の検討をまとめています。都道府県ごとの大学進学率は、2021年度で最大で30ポイント以上、大学数では最大140校以上の差があります。

(2023年9月26日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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