子育てとその支援策-Ⅰ

子どもの預け先
育休から職場復帰し、子が1歳前後から満2歳までの年度は主に保育園が候補となります。保育園は大きく分けて認可と認可外があります。認可施設は保育士の人数、児童1人当たり面積などで国の基準を満たし、親の就労などが条件で、午後6時頃まで預けられます。施設によっては延長保育があり、午後7時以降も対応します。認可外は自治体の認可を受けていない施設で、親の就労などの条件はなく、預かり時間や保育内容は施設によって様々です。
満3歳~満5歳になれば、幼稚園が選択肢に加わります。幼稚園は午後2時頃までの教育時間までの利用が中心でしたが、預かり保育を実施する施設が増え、夕方まで子どもを預けられる場合があります。48時間以上就労しているなどの条件を満たせば、午後6時まで子どもを預けることができることもあります。
小学校入学後は、学校などに併設する公立の学童クラブが選択肢です。親が働いていることなどが条件で、下校時間から夕方まで預かります。利用できる学年や延長保育の有無は、自治体や施設で異なります。小学6年生までを対象に午後8時近くまで預かる施設がある一方、学年は小学3年まで、時間は午後6時までとする施設が多くなっています。

(2023年11月11日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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