新成人の減少

総務省の公表によれば、2005年生まれの新成人(18歳)は、2023年から6万人減の106万人で、過去最少となっています。2005年は1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率が1.26と、2022年に並ぶ過去最低を記録した年でした。総人口に占める新成人の割合は0.86%で、男女の内訳は男性が55万人、女性が52万人です。成人年齢は2022年4月に、20歳から18歳に引き下げられました。
第1次ベビーブーム世代(1947〜1949年生まれ)が成人した直後の1970年に史上最多の246万人となり、第2次ベビーブーム世代(1971〜1974年生まれ)が成人した1990年代前半にも一時200万人を超えていましたが、その後減少傾向が続いています。
辰年生まれの男性は488万人、女性は517万人です。2024年に48歳となる1976年生まれが180万人で最も多く、1964年(60歳)と1952年(72歳)が、それぞれ163万人で続いています。最も若い2012年(12歳)は104万人です。

 

(2024年1月1日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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