世界研究機関ランキング

学術出版大手シュプリンガー・ネイチャーによれば、2023年に主要科学誌に掲載された論文数などに基づく研究機関の研究力ランキングでは、1位の中国科学院など中国の7機関がトップ10にランクインしています。日本勢は東京大の19位が最高で、100位以内に3機関しか入っていません。国別でもトップは中国で、日本は米国、ドイツ、英国に続く5位でした。
ランキングは、自然科学系や健康科学系などの145誌で発表された論文への貢献度を研究機関別に集計しています。1位は中国科学院、2位は米ハーバード大、3位は独マックス・プランク研究所でした。日本勢で100位内に入ったのは、19位の東大(前年20位)、47位の京都大(43位)、69位の大阪大(78位)の3機関です。政府が10兆円規模の大学ファンドで支援する国際卓越研究大学に認定される見通しの東北大は104位でした。

(2024年7月4日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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