AIによる子育て情報

 川崎市らは、三菱総合研究所と共同で人工知能(AI)技術を活用して、市民からの子育て制度に関する問い合わせに答えるサービスの実証実験をしています。スマートフォンやパソコンで質問を入力すると、AIが適切な回答を画面上に表示します。三菱総合研究所は実験の検証結果を踏まえ、来年度から全国自治体での本格導入を目指しています。子育てに不安をもつ若いカップルが多い中、スマートフォンを用いた情報提供は極めて有意義と思われます。
 AI技術を活用した自治体向け問い合わせ支援サービスの実証実験は全国初であり、費用は三菱総合研究所が全額拠出することになっています。対話型スマホアプリを使い慣れている若年層は、育児に関する情報のニーズが高いと思われます。自治体業務へのAI導入巡っては、住民への迅速・正確な情報提供や職員配置の効率化に役立つと考えられています。

(2016年9月8日 毎日新聞)
(吉村 やすのり)

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