Perspectives of Reproductive Science vol.2発刊

今回は、基礎研究としてヒト14日胚モデルの作製に関するNatureの論文を取り上げてみました。2021年にES細胞やiPS細胞から胚盤胞様構造をもったBlastoidが作製され、それから2年でヒト胚14日モデルが作成されています。こうした幹細胞由来の胚モデルを用いることにより、ヒト胚の発生の詳細なメカニズムの理解が深まることが大いに期待されます。
臨床論文としては、胎児のcell-free DNA検査が流産時に判定可能かどうかを検討した論文、反復着床不全におけるプルドニンの有用性を検証した論文を取り上げています。

 

(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。