2025年の1年間に国内で生まれた日本人の子どもの数は67万1,236人で、統計を取り始めた1899年以降、過去最少となっています。1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率も前年から0.01ポイント減の1.14で、1947年の統計開始以降過去最低を更新しています。少子化に歯止めがかからない状況です。
都道府県別では、人口集中が進む東京都が0.96と全国最低で、3年連続で1を割っています。次いで北海道、宮城県がいずれも1.00と低く、最も高いのは沖縄県の1.52でした。石川県の1.30など、13県では合計特殊出生率が上昇しています。
婚姻件数は前年比4,027組増の48万9,119組で、2年連続の増加です。離婚件数は前年比6,836組減の17万9,068組でした。死亡数は前年比1万5,889人減の158万9,489人で、5年ぶりに減少しました。出生数から死亡数を引いた人口の自然増減は、91万8,253人の減少でした。
出生数は戦後のベビーブームだった1949年の269万人をピークに、第2次ベビーブームの1973年に209万人となって以降、減少傾向が続いています。2015年は5年ぶりに増加しましたが、2016年から再度減少が続いていいます。

(2026年6月4日 毎日新聞)
(吉村 やすのり)





