少子高齢化の加速

 2025年の国勢調査によれば、沖縄県を除く46都道府県で15歳未満の子どもの数が75歳以上の後期高齢者より少なくなっています。前回2020年は、子どもの方が多かった滋賀も15歳未満の割合が12.5%と75歳以上の15.8%を下回っています。

 子どもの割合は、沖縄を含むすべての都道府県で低下しています。日本全体では、10.9%と前回から1.1ポイント下がって過去最低となっています。65歳以上の高齢者の数が、子どもを上回ったのは2000年でした。後期高齢者は2015年に子どもより多くなり、2025年時点で全体の17.2%を占めるまでになっています。少子化の流れはそう簡単に変わりそうにありません。日本は未婚での出産が少ないため、結婚の動向が一つのバロメーターになります。未婚の割合は、男性が36.3%、女性が26.4%でした。それぞれ5年前に比べて1.7ポイント、1.5ポイント上昇しています。

 晩婚化も進んでいます。配偶者のいる割合が未婚を上回る年齢をみると、男性が35~39歳以上、女性が30~34歳以上でした。1995年は、男性が30~34歳以上、女性が25~29歳以上でした。結婚のタイミングが総じて遅くなっています。

(2026年10月6日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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