文部科学省の調査によれば、自閉症などの発達障害が指摘される小中学生が不登校になった比率は13.26%で、障害のない子どもを含む全体の3.71%に比べて3倍以上でした。小学校の不登校の比率は、発達障害を指摘される子どもが7.94%に対し、全体は2.02%でした。中学校では、発達障害を指摘される子どもが25.13%、全体は6.07%で、それぞれ上回っています。
コミュニケーションが苦手といった特性による困難さが影響しています。コミュニケーションが難しい児童に気持ちを表現するカードを用意、相談室など安心できる居場所の確保などの配慮が必要です。特別な支援が必要な児童生徒がいることを前提にした授業の改善などが、不登校防止に効果があると思われます。

(2026年9月26日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)





