iPS細胞由来心筋球の移植

 慶應義塾大学発の新興企業であるハートシードによれば、人のiPS細胞から作った心筋細胞を塊にした心筋球を重い心不全患者10人に移植した結果、重篤な副作用はなく、心機能はおおむね改善しており、年内にも厚生労働省に製造販売の承認申請を行う予定です。

 心筋に血液が行き渡らなくなって重症心不全となった20~80歳の患者に実施しました。特殊な注射器で患者の心臓に心筋球を注射し、5人に低用量の約5万個、5人に高用量の約15万個を移植しました。移植から1年で、心臓が血液を送る力を示す収縮機能の値は4人が維持、5人が改善しました。機能が低下すると拡大する特徴がある心臓の大きさを示す値は2人が維持、6人が改善しました。

(2026年8月31日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です