日本産科婦人科学会は、2024年に国内で実施された体外受精で生まれた子どもが、前年比1,436人増の8万6,473人となり、過去最多を更新しています。生まれてきた子の8人に1人に相当します。総治療件数は55万265件でした。体外受精は不妊治療の一種で、2022年から治療開始時に女性が40歳未満なら胚移植回数が6回まで、40歳以上43歳未満は3回まで、公的医療保険が適用されるようになっています。
双子を妊娠した割合は4%となり、ここ3年で1.4倍に増加しています。保険適用の回数内で妊娠を成功させるため、2個の胚を同時に移植する人が増えていると推測されています。
生まれた子どもの数は前年比で微増していますが、保険適用後増加した治療周期数は、前年比で11,399件減少しております。生殖年齢にある女性の減少からも、体外受精の件数は高止まりの傾向がみられています。

(2026年9月4日 読売新聞)
(吉村 やすのり)





