CASE10年の成果と課題

 2016年9月に開幕したパリモーターショーで、ダイムラーが戦略としてCASE を提唱しました。CASEとは、つながるクルマ(Connected)、自動運転(Autonomous)、シェアリング(Shared)、電動化(Electric)の頭文字です。

 C=つながるクルマは、10年で大きく進化しました。想定通りに進まなかったのが、A=自動運転です。S=シェアリングも想定と異なる展開になっています。E=電動化は、一定程度進み、世界のEV生産台数は2025年に約1500万台と2015年の45倍に拡大しました。けん引したのはテスラと中国勢です。

 次の10年はAIがモビリティーを定義する時代になると思われます。AIの登場自動運転の性能向上のペースは上がり、つながるクルマやAIエージェントとの融合が進みます。電池制御や車両開発でもAIの活用が急速に広がっています。クルマがITそのものになります。日本勢もそれを前提に技術開発を進めるべきです。

(2026年10月7日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です