インパクト投資の増加

 インパクト投資とは、財務的な収益を追求しつつ、社会的および環境的なインパクトの創出を目的とする投資手法のことを言います。インパクト投資は、社会課題や環境問題の解決に寄与するかが投資判断に必須の基準となります。投資先の企業や事業が、社会に前向きで計測可能な変化を与えることが条件で、投資家は儲けと社会貢献の両方を追い求めています。

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脳萎縮に対する新しい治療法の開発

 滋賀医大の研究チームは、脳性まひの新しい治療法を開発しています。脳性まひの主原因となる新生児低酸素性虚血性脳症(HIE)は、出産前後に新生児の脳が酸素不足になり、神経が破壊されて起こります。脳の体温を下げて沈静化を図る低体温療法がありますが、脳細胞自体を十分には保護できないため効果に限界があります。HIEで脳障害を引き起こす要因となる細胞にアミノ酸をつなげたペプチドを注入すると、マウスで脳の萎縮を防ぐことができました。

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教科書の掲載内容の再検討

 この20年間で小中学校の教科書のページ数は、2~3倍に増えています。教科書が厚くなっている背景には、学習指導要領が求める内容が増えたことのほか、出版社側が分かりやすい教科書を目指してきた影響もあります。

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研究機関ランキング

 学術出版大手シュプリンガー・ネイチャーの2024年に主要科学誌に掲載された論文数などに基づく研究機関の研究力ランキングによれば、中国勢は1位の中国科学院などトップ10に8機関が入り、躍進が続いています。日本勢は東京大の23位(前年21位)が最高で、京都大は55位で初のトップ50圏外になりました。

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子育てに対するネガティブ感

 2024年に日本で生まれた日本人の子どもの数が統計のある1899年以降初めて70万人を割りました。1970年代から2020年までの合計特殊出生率の低下分の8割程度は、晩婚や未婚といった未婚化で説明がつきます。妻が20代後半で結婚した夫婦はこれまでと変わらず2人ほどの子を持っており、夫婦が子どもを持つペースはそれほど変わっていません。

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