量子センサーは、原子レベル以下の極めて小さい量子の世界で起きる物理現象を産業応用する量子技術の一種です。量子技術の代表格として量子コンピューターが知られています。量子センサーは、温度などを従来とは桁違いの高い感度で測れるのが特徴です。量子科学技術研究開発機構は医療分野への応用を目指しています。細胞の中で起きる様々な現象は、熱の発生や酸性度の変化を伴います。細胞内の変化を細かく観察すれば、病気を超早期に捉えられる可能性があります。
続きを読む- 2025年08月29日9/30 あすか生殖医療Web講演会 開催
- 2025年08月10日9/18~9/20 第65回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会 開催 @鹿児島
- 2025年08月05日9/7 スリンダ錠28発売記念講演会 開催 @東京
- 2025年07月14日8/28~8/29 第43回日本受精着床学会総会・学術講演会 開催 @名古屋
- 2025年07月01日7/31 新百合ヶ丘産婦人科臨床研究会 開催 @川崎市
- 2025年06月09日7/18 鳥取大学医学部学生講義 @米子
消化器外科医の不足
厚生労働省のがん診療に関する検討会によれば、2040年に、がん手術を担う消化器外科医が約5千人不足するとされています。必要な医師数が確保できず現在提供できている手術を継続できなくなる恐れが出てきます。高齢化と現役世代の減少が進む中、長時間労働などを理由に、若手医師が消化器外科を避けがちなことが背景にあります。
続きを読む
カテゴリー: what's new
コメントをどうぞ
がんゲノム検査の費用対効果
がんの患者ごとに遺伝子を検査し、最適な治療薬を届けるがんゲノム医療を受けた件数が3月末で10万件を超えました。しかし実際に治療薬が見つかった件数は7,000件程度に過ぎません。検査条件が末期患者に限られるなど制度設計の問題もありますが、費用対効果も問題となっています。
続きを読む
カテゴリー: what's new
コメントをどうぞ
隠れ心臓病の早期診断
異常なたんぱく質の蓄積が心臓の働きを低下させる心アミロイドーシスは、早期発見が難しいとされ隠れ心臓病ともいわれています。患者数は少ないとみられていましたが、診断技術が普及して潜在患者は数万人近くいることも分かってきました。新薬の承認も相次ぎ早期発見、早期治療に道が開きつつあります。
続きを読む
カテゴリー: what's new
コメントをどうぞ
街角ピアノの増加
公共の場で誰もが演奏できるストリートピアノが街なかに活気を与えています。7月時点で全国に724台設置され、イベントの集客や施設のにぎわい作りに一役買っています。ストリートピアノは、2008年に英バーミンガムでアートプロジェクトとして始まり、日本でも2010年代から徐々に導入が広がっています。設置数は直近の2年間だけでも15%増えています。
続きを読む
カテゴリー: what's new
コメントをどうぞ