AI進化によるリスクの急増

 日本プルーフポイントの調査によれば、ロシアがウクライナに侵攻する直前の2021年後半以降、新手のメール攻撃が世界的に増加しています。昨秋頃までは月に1億~2億通ほどでしたが、ここ数カ月で急増し、今年1月は4億5千万通を超えています。ChatGPTのような生成AIの進化が要因の一つです。

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日本酒の輸出量の増加

 日本酒の輸出は、新型コロナウイルス禍などの影響はあったものの長期的には増加傾向にあります。和食ブームなどを背景に人気が高まり、2024年の輸出量は、米国や中国向けなどを中心に10年前より9割増えています。2024年の輸出金額は434億円と、前の年より6%増えています。国内消費の低迷もあって、2023年の出荷量に占める輸出の割合は7%と、10年前の約2.5倍になっています。国税庁の調査による2023年の都道府県別輸出量は、大手が集まる兵庫県が最も多く、京都府、山口県の順でした。

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民間の学童保育への関心

 こども家庭庁の調査によれば、児童福祉法に基づいて運営する公的な施設である放課後児童クラブ(学童保育)の待機児童数は、2024年5月時点で1万7,686人と、過去最高だった2019年に次ぐ高水準でした。保育所の待機人数が2017年をピークに下落に転じ、2024年に2,567人まで減ったのと対照的です。こうした問題は、子どもが小学校に進学すると親が預け先に困る小1の壁と呼ばれています。

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多子世帯の大学授業料の無償化

 政府は、進学に伴う家計の負担を軽くするため、3人以上の子どもを扶養する多子世帯の大学の授業料を無償化する法改正案を閣議決定しました。所得制限をなくし、2025年度から新たに41万人が支援対象となります。現在の支援制度の利用者は対象となる学生の6割ほどにとどまり、高校を通じた学生や保護者への周知が必要となります。

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今春の花粉飛散傾向

 今年の春はスギやヒノキの花粉が多く飛散すると予想されます。東京都内は観測史上最も早い飛散を確認し、2024年夏の暑さによって西日本は過去10年で最多の飛散量となる可能性もあります。都道府県別に2024年春との飛散量を比べると、最も増えるのは香川県の前年比8.5倍、次いで広島県の6.9倍、徳島県の6.6倍です。

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