製薬会社が新薬を開発する際には、肝臓への毒性を調べる必要があります。動物実験やシート状の細胞を使って調べるのが一般的ですが、マウスなどを使う動物実験では、人間の肝臓への効果を十分に確認するのは難しいとされています。人と同じ肝臓機能を持つキメラマウスを使う方法もありますが、実験設備が必要で1匹あたりの値段も高額になります。シート状の細胞は、品質を保てる期間が数日と短く、長期間の毒性の評価がしづらい状況にあります。 続きを読む
- 2026年05月07日6/6 日本医学会シンポジウム「着床前遺伝学的検査(PGT-M)について考える」 開催 @東京
- 2026年05月01日6/6~6/7 第67回日本卵子学会学術集会 開催 @川越
- 2026年04月15日5/15~5/17 第78回日本産科婦人科学会学術講演会 開催 @札幌
- 2026年03月02日3/28 第30回松本賞選考委員会 開催 @東京
- 2026年02月28日3/24 福島県立医科大学学位授与式 @福島
- 2026年02月16日3/22 第31回日本女性医学学会ワークショップ 開催 @東京
100歳以上の高齢者数
厚生労働省の発表によれば、全国の100歳以上の高齢者が過去最多の9万2,139人になっています。昨年から1,613人増え53年連続で増加しています。全体のうち女性が8万1,589人と88.5%を占め、男性は1万550人です。最高齢は116歳です。昨年からの増加数は男性が185人、女性は1,428人です。 続きを読む
Perspectives of Reproductive Scienceの発刊
生殖の領域で最新のトピックスを紹介し解説する、「Perspectives of Reproductive Science」をスタートすることになりました。生殖医療では新しい技術や治療方法が開発され、取り入れられ、評価されてきました。近年の生殖医学の発展には目覚ましいものがあり、今後も多くの新しい技術や治療方法が検討され報告されると見込まれます。本誌第1号では、雄マウスの尾由来のiPS細胞から卵子、新生仔を得た報告を含め3報を解説しました。当面、2回/年のペースでその時点における最新の研究や臨床のトピックスをお届けできる予定です。本誌が日頃の診療や研究で少しでも参考になれば幸いです。 続きを読む
高齢化率の増加
総務省の発表によれば、65歳以上の高齢者の推計人口が3,623万人で、前年比1万人減でした。1950年以降で初めて減少しましたが、総人口に占める割合は、同0.1ポイント増の29.1%と過去最高となっています。高齢者人口の減少は、第1次ベビーブーム(1947~1949年)世代が70歳代半ばを迎え、死亡者が増えていることなどが要因と思われます。
男女別では、男性が1,572万人で、男性人口での割合は26.0%です。女性は男性より479万人多い2,051万人で、女性人口の32.1%を占めています。年代別で見ると、75歳以上の人口は前年比72万人増の2,005万人で、初めて2,000万人を超え、総人口の16.1%を占めています。第1次ベビーブーム世代が2022年から75歳を迎え始めたためです。80歳以上は1,259万人で、総人口に占める割合は同0.2ポイント増の10.1%となり、10人に1人は80歳以上となっています。 続きを読む
AIによる病気の予兆の検知
病気の予兆やその進行状況を指標化できる健康データを、デジタルバイオマーカーと呼びます。スマートフォンやウェアラブル端末の普及に伴い、以前であれば医療機器で計測したようなデータも手軽に取得できるようになりつつあります。日常的な健康データから、AIで病気の予兆を探すスタートアップのサービスが広がってきています。国内市場は、2027年に165億円と2021年の6.6倍に拡大すると予測されています。 続きを読む






