iPS細胞の実用化への可能性

 iPS細胞の作製発表から19年が経過しました。iPS細胞を使った細胞治療は、2014年に理化学研究所などの研究チームが、目の病気の患者に移植する臨床研究を世界で初めて実施しました。その後も重い心不全や、目の角膜、脊髄損傷などの患者へ移植されてきました。

 iPS細胞を使った細胞治療で、4月以降に動きが相次いでいます。京都大学のパーキンソン病治療の治験結果が公表されました。大阪大学の心筋シートとともに、iPS細胞を使った細胞治療のトップランナーとして、世界初となる実用化に向けた最終段階に入っています。

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東京都の介護職の人手不足

 高齢化に伴い都内では福祉職場の人手不足が深刻化しています。65歳以上の都内の高齢者は、2020年時点で319万人と、人口の23%を占めています。都の推計では、2045年には396万人、29%に上昇する見通しです。介護保険の要介護認定を受けている人は2022年時点で65万人でしたが、2030年度には76万人になる見込みです。

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不登校の小中学生の増加

 文部科学省によれば、不登校の小中学生は、2023年度が34万6,482人(前年度比15.9%増)に達しています。11年連続の増加です。教育支援センターは全国に1,743カ所あり、3万365人が指導を受けています。校内センターは1万2,712校に設置され、数万人規模が通っているとされています。

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肝細胞オルガノイドの作製

 慶應義塾大学らの研究グループは、肝細胞が持った機能を失うことなく増殖させる方法を確立し、ヒト初代肝細胞からミニチュア臓器であるオルガノイドを作ることに成功しました。

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第4回多摩令和の女性医療を考える会 開催 @立川

 第4回多摩令和の女性医療を考える会が、立川市のホテル日航立川で開催されました。今回もハイブリッド開催でした。今回は、今年の1月に大阪大学医学部産婦人科教授に就任された小玉美智子先生に、「産婦人科診療におけるレルゴリクス活用法」と題して、ご講演をいただきました。

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