乳がんの治療に、周囲の細胞には影響が少なく、がん細胞を狙って放射線で破壊するホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の導入が始まっています。治療は1回の照射で済み、患者の体への負担も少ないのですが、自由診療で治療費は高額となります。将来的な公的医療保険の適用も期待されています。BNCTは、頭頸部がんに限って保険が適用されています。いち早く導入した南東北BNCT研究センターが2016年から臨床試験を重ね、2020年に保険適用となっています。
続きを読む- 2026年05月07日6/6 日本医学会シンポジウム「着床前遺伝学的検査(PGT-M)について考える」 開催 @東京
- 2026年05月01日6/6~6/7 第67回日本卵子学会学術集会 開催 @川越
- 2026年04月15日5/15~5/17 第78回日本産科婦人科学会学術講演会 開催 @札幌
- 2026年03月02日3/28 第30回松本賞選考委員会 開催 @東京
- 2026年02月28日3/24 福島県立医科大学学位授与式 @福島
- 2026年02月16日3/22 第31回日本女性医学学会ワークショップ 開催 @東京
体内時計の調整
生物には一定のリズムを生み出す仕組みである体内時計が備わっています。ヒトの体内時計は24時間より少し長く、体内時計の指令のもと、睡眠や体温、血圧などの生体機能は、24時間周期で変動する概日リズムを刻んでいます。通常は光や食事で体内時計と概日リズムをあわせています。
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生殖細胞のメチル化確立時期の同定
精子のもとになる生殖細胞のメチル化は、胎児初期にいったん消えますが、男性では精子が作られ始める思春期までに再び確立されます。この間にメチル化が起こらないと、レトロウイルスが活動し、生殖細胞が死滅することがあります。しかし、確立の詳しい時期は不明でした。人のDNAには、進化の過程でレトロウイルスの断片が入り込んでおり、暴走すると正常な遺伝子を壊してしまいます。通常はDNAのメチル化という仕組みで活動を抑えています。
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医療・福祉の社会的ニーズと労働生産性
総務省の労働力調査によれば、2025年度の就業者数は平均で6,829万人で、前年度から36万人増えています。増加は5年連続で、女性や高齢者の就業率の高まりが背景にあります。産業別に見ると、介護施設や児童相談所なども含む、医療・福祉は1.9%増の18万人で945万人でした。うち女性が16万人と9割を占め、高齢化の進展を女性の就労が支えています。
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高齢者の雇用の促進
2021年度施行の改正高年齢者雇用安定法では、希望者が70歳まで働ける機会の確保を企業の努力義務としました。総務省の労働力調査によれば、雇われて働く人全体に占める60歳以上の割合が、2025年は18.3%であり、2005年の8.5%から倍増しています。60歳以上の66.8%、65歳以上の76.1%が非正規雇用者です。
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