医療過剰時代からの脱却

社会保障費の増加の主因は、医療と介護です。高齢化が進む分だけ、医療と介護の給付が増えることは不可避です。しかし介護よりも医療に給付がより多く費やされていることが問題です。65~69歳の高齢者1人あたりに年間で、医療には約46万円費やされているのに対し、介護では約3万円に過ぎません。75~79歳では、医療には約77万円費やされているのに対し、介護では約16万円です。85~89歳でも、医療には約104万円費やされているのに対し、介護では約75万円です。 続きを読む

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子育て世代包括支援センターの意義

国は、ネウボラの考え方を取り入れた子育て世代包括支援センターの設置を2017年度から自治体の努力義務としています。産前産後の親子を継続的に支援する仕組みで、母子保健部署と関連部署をつなげ、助産師や保健師らが連携し、妊娠期から就学前まで一つの窓口で支援します。2020年4月時点の設置状況は、全国1,741自治体のうち1,288に上っています。自治体版ネウボラと称するセンターも多くなっています。 続きを読む

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光免疫療法の開発

がん治療は従来、①患部を切除する手術②放射線③抗がん剤が主流でした。第4の治療法として、がん免疫薬オプジーボを始めとするがん免疫療法が登場しました。それでも治療できない場合があり、まずは難治性の頭頸部がんの治療で期待されるのが、5番目の光免疫療法です。難治性の乳がんや食道がん、子宮頸がんへの適用拡大を目指しています。内視鏡で体の深部にまでレーザー光を届ける技術や、がんを攻撃する免疫の働きを抑える細胞を狙い撃ちにする新たな薬剤の開発なども視野に入れています。 続きを読む

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女性社員の活躍のために必要な課題

エン・ジャパンの調査によれば、女性社員の活躍・定着への課題を聞いたところ、社内に女性のロールモデルがいないと、女性社員の意識が43%で最多でした。ロールモデル不在は、2018年の調査より24ポイント増えています。他に増えた回答は、経営層の意識が31%、2018年比24ポイント増えています。育児中の場合の勤務時間が32%、同10ポイント増、管理職の意識が30%、同6ポイント増などです。 続きを読む

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わが国の人口減少

歴史的に見たわが国の人口は、短期的には増減があったとしても、長期的には増加基調にありました。特に、明治維新後は著しい増加を示してきましたが、2008年を頂点として、急速に減少し始めました。まさにフリーフォール(自由落下)曲線のようなカーブを描いて減少しており、その速度は多くの国民の想定を超えて加速しつつあります。それは昨年からの新型コロナウイルス感染症の拡大によって、さらに非連続的なカーブを描いて急減する兆候を示しています。 続きを読む

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