こども庁の創設

現在、子ども関連の政策は各府省にまたがっています。保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省と、担当する国の役所が分かれています。役所がバラバラでうまく協力できていないから、まとまった政策が進められていません。こども庁では、保育園や幼稚園を担当するだけでなく、大人が子どもに乱暴をする虐待やいじめ、自殺の対策、生活に困る家庭を助けることなど、子ども支援局の役割も担うことになります。 続きを読む

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子どもの人口の減少

総務省の発表によれば、15歳未満の子どもの推計人口は、前年より19万人少ない1,493万人で、1982年から40年連続の減少でした。比較可能な1950年以降で過去最少を更新し、1,500万人を初めて割り込みました。少子化に歯止めがかかっていません。
3歳ごとの年齢区分別に見ると、0~2歳が265万人と最も少なく、3~5歳が292万人、6~8歳が298万人と続いています。最多の12~14歳は324万人でした。年齢区分が低いほど人数が少なくなる傾向から、少子化の進行が止まりません。男女別では、男子が765万人、女子は728万人でした。 続きを読む

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ワクチン接種の意義を考える

ワクチンの定期接種により、破傷風、日本脳炎、ポリオ、麻疹など数多くの感染症が克服されてきています。ワクチン接種により、あらかじめ免疫の記憶を付けておけば、ウイルスなどの病原体が体内に入ってきた時に、素早く免疫によって体が守られ、病気に罹らずにすみます。しかもワクチンは、個人の感染を防ぐだけではありません。集団免疫と言われるように、多くの人がワクチン接種を受けることにより、社会からその感染症が減り、結果的に予防接種を受けていない人も感染症から守られることになります。 続きを読む

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コロナ禍の世界健康安全保障指数

2019年10月に米ジョンズ・ホプキンス大学の公衆衛生の専門家が、世界健康安全保障指数を発表しています。医学研究の最前線にいる安定した民主国家は、その豊富な知識をリソースを活用して、市民を守れると予想しています。米国はパンデミックへの対応で最も優れているとされ、早期の検出と報告、迅速な対応と感染拡大防止の項目で高い評価を得ています。英国、フランス、ドイツなど欧州の民主国家も上位にランクされています。
しかし、今回のコロナ禍は、予想を大幅に裏切るものとなっています。世界の民主国家の大半は、政府の惨憺たる失敗という苦い経験を余儀なくされています。日本は今なお試練のさなかにありますが、それでもコロナによる累計死者数は、世界の多くの国と比べて際立って少ない状況です。日本の人口は米国の約3分の1ですが、死者数は50分の1程度にとどまっています。状況がはるかに深刻なのは、米国だけではありません。東南アジアの少数の国とニュージーランドなどいくつかの島国を除き、世界の民主国家は、ほぼ全てパンデミックに毅然とした対応を貫くことに失敗しています。 続きを読む

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新型コロナウイルスの起源に関するWHOの報告書

新型コロナウイルスはどこからやってきたのでしょうか。WHOは、新型コロナウイルスが最初に流行した中国湖北省武漢市で、1~2月に実施した調査の報告書を公表しています。動物のウイルスが人に感染して広がった可能性が高いとしていますが、決定的な証拠をつかむことはできていません。新型コロナのような新しい病原体による感染症を新興感染症と呼びます。病原体の特定に加え、その病原体の起源を調べることは重要です。 続きを読む

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