フレックスタイム制導入

 横浜市が、今年から勤務時間を市職員が自分で決められるフレックスタイム制を試行します。国が推進する働き方改革の一環で、時差通勤とともに一日の勤務時間の短縮も組み合わせた計11パターンから選択できるのが特徴です。戸籍や税の手続きを行う窓口業務などへの影響を最小限にするため、コアタイム(午前10時~午後4時)を勤務時間に入れます。
 導入の狙いは、育児や介護をしながら仕事を続けられる環境づくりです。市は、これまで勤務時間を原則として午前8時半~午後515分に固定していました。制度を活用することで、午後4時に仕事を終えて家族との時間を確保したり、保育園へ子どもを送り届けた後の午前10時に出勤したりすることが可能になります。フレックスタイム制を導入することによって、残業や長時間労働の削減につながることが期待されます。

(2017年2月23日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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