保育士給与

 国は2014年、保育士の月給を5%引き上げる方針を決め、2015年度に消費増税による財源で3%を引き上げました今回残り2%を、消費増税以外の財源で引き上げることにしました。また、保育士の平均月給は、他の職種の女性労働者より4万円少ないため、この差をなくすとしています。保育士が社会的に重要な専門職であることを社会がもっと評価し、保育士自身も質を高めていくことが重要です。
 政府が決めたニッポン1億総活躍プラン案には、待機児童の解消を目的に、保育士の給料引き上げなどが盛り込まれています。全保育士の月給のうち国が負担する部分などの2%(約6,000円)引き上げや、経験を積んだ保育士の月給の4万円程度の引き上げなどが含まれています。

(2016年5月19日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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