児童の放課後の過ごし方

 日経BP社は、放課後から親が帰宅するまでの時間、子どもがどこで過ごしているかを尋ねています。1位は公設の学童保育です。2位には習い事、3位には子どもだけで自宅で留守番が続いています。4位の民間の学童保育を含めると、学童に通う子は9割に上ります。一方、子どもだけで留守番する家庭も4割弱おり、親からは放課後、ヒヤリとした経験が多数寄せられています。
 子どもが小学校に入学した後、多くの共働きの親が心配になるのは、親の目が届きにくくなる放課後の過ごし方です。調査では、週23日以上、子どもが習い事をしている家庭も多くみられます。子どもの希望をくみながら、親子で話し合い、放課後の居場所をつくっていくことが大切です。

(2017年4月11日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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