在宅勤務の増加

パーソル総合研究所の調査によれば、新型コロナウイルスの感染拡大で、7都府県に緊急事態宣言が発令された後、在宅で働くテレワークを実施している正社員が27.9%に上っています。3月調査時の13.2%より倍増しています。一方、4月10日に職場に出社した正社員の割合は、7都府県で58.5%でした。政府は出勤者を7割減らすよう要請していますが、実態はなかなか難しいと思われます。
4月の正社員のテレワーク実施率は、7都府県で38.8%、他の地域は13.8%、東京都は49.1%でした。7都府県に住む人に日付ごとの出社状況を尋ねたところ、緊急事態宣言が出る前の6日時点では71.7%が出社し、18.6%が終日テレワークでした。7日に緊急事態宣言が出た後は出社率が減ったものの、10日時点で58.5%、終日テレワークは28.6%でした。

(2020年4月18日 東京新聞)
(吉村 やすのり)

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