大学生の東京流入の増加

文部科学省の調査によれば、2018年の全国の大学や大学院、専門学校などの学生数は、2017年比微増の374万人と3年連続で増加しています。大学進学率は53%と、10年前から4ポイント伸びました。2018年度の都内の大学の入学者数のうち、出身校が東京以外は、5年前に比べ約3%増の約10万人に達しています。留学生数(日本語教育機関を除く)も20万人と年約10%増が続いています。
東京都心などで分譲マンションの開発用地の確保が難しくなる中、不動産大手が学生専用マンションの開発に力を入れています。大学進学率の上昇と外国人留学生の拡大で、大学の全国の学生数は増加傾向にあり、東京以外から東京への大学生の流入も増加しています。

(2019年3月12日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。