孤立リスク家庭の増加

無職で独身の40~50代の子が高齢の親と同居し、生活費を親に頼っているとみられる家庭は、2013年時点で推計約57万世帯もあります。1995年からの18年で約3倍に増えています。このうち子が40代の家庭は推計約38万世帯で、50代の家庭の約2倍です。こうした家庭は、ひきこもりなどの課題を抱えて社会から孤立する8050問題に陥りやすいとされています。
無職、独身の子が高齢の親の収入に頼って同居する中で、ひきこもりや介護、貧困などを抱えて孤立しがちになります。長期不況や労働環境の悪化、未婚率の上昇、格差の広がりなど複合的な要因が考えられます。人口が多い団塊ジュニアら就職氷河期に直面した人たちが、40代になった影響もあります。7年後の今、事態はさらに深刻化している可能性が高くなっています。

(2020年3月30日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。